駐車場を解体したい!!どれだけの費用が必要?

投稿日:2025-01-30
土地活用のため、駐車場を始めたけど車利用が増えず困ってしまい解体を考えるケースが増加しています。
今回は駐車場の解体費用、解体方法、その後の活用に関してまとめていきます。
目次駐車場の解体が増えている背景駐車場の解体費用駐車場解体工事その後の土地活用方法━①コインランドリー━②自動販売機━③カプセルトイ━車の駐車場を運営していてなかなか埋まらないとお悩みの方バイク庫に空いている駐車場を掲載しませんか? |
駐車場の解体が増えている背景
昨今、高齢化や公共機関の充実、レンタルサービスの普及によって車やバイクの保有台数が減少傾向にあります。その他に、経済の状況によって車やバイクの購入ができない人が多くなってきています。様々な時代の流れによって、利用者が減少しているのです。
そのため、駐車場の利用者が減り、他の土地活用方法を考える人が増えました。
駐車場の解体費用
<駐車場の解体の内容>
・引込配管、配線の撤去
・舗装材の撤去
・地面の整地
駐車場の形状(タイプ)によって変わりますが、一般的なものは上記の内容で工事が進められます。
「㎡」の単位でそれぞれ価格相場があります。
・アスファルト、砂利:3,000円~5,000円/㎡
・コンクリート:5,000円/㎡
地面の割れ防止や特殊な加工がされている場合は追加費用がかかる場合があります。
また、砂利の撤去は追加費用が発生します。
駐車場解体工事
①近隣へ挨拶をする
重機を使用した解体工事となり、騒音の問題で迷惑をかけてしまうため、近隣の方にはしっかりと挨拶+説明を行いましょう。
②引込配管・配線の作業を行う
駐車場の形状(タイプ)によって異なりますが、電気や水道などの配線・配管が通っているところがあるため、工事前に撤去が必要です。
③足場や養生シートの設置をする
足場は立体駐車場の作業の際に使用するものになります。養生は、近隣へのほこりや砂、粉塵などの飛散防止のために行います。
④駐車場解体作業の開始
事前準備が完了後作業に移ります。
⑤リサイクルまたは廃棄物に分別する
工事の際に出たものでリサイクル可能なものと廃棄物に分別します。ほとんど廃棄物となることが多いです。
⑥整地
⑦状況確認
整地と状況の確認が完了したら、作業完了です。
上記のような流れで工事が進行していきます。
その後の土地活用方法
土地活用方法を3つ厳選してご紹介します。
①コインランドリー
敷地面積が30坪~40坪あれば、店舗を立てて余裕のあるスペースで運営ができます。設備として、洗濯機・乾燥機・両替機などの機械類の用意と定期メンテナンスが必要になります。コインランドリー経営の利回りは、平均で10%~15%となっています。競合が多く差別化が難しいビジネスにはなりますが、店舗の認知度が高まりリピーター(固定客)が生まれていけば安定以上の収入を得ることができます。
②自動販売機
近年、比較的手軽にできる土地活用として注目され自動販売機を設置する方が増えています。自動販売機を購入して設置する際は、1台あたり50万円かかります。業者に委託する場合は、機械の代金は無償の場合が多く、月々で収益を得る方式が一般的です。電気代の発生や、賃貸物件に該当しないため節税効果は無いという点がデメリットになります。駐車場やアパート・マンションなどの賃貸と一緒に、その場所の設備として自動販売機を設置するケースもあります。販売する商品や工夫次第では副業として魅力的なビジネスです。
③カプセルトイ
こちらも近年増えている土地活用方法です。カプセルトイとは、プラスチックの中におもちゃの入ったものです。(一般的には、「ガチャ」「ガチャガチャ」「ガチャポン」と呼ばれます。)電気代もあまり発生せず、維持費も少ないため、立地次第では売上が出ると思われます。土地所有者が業者に土地を貸し出して、運営する方式が一般的です。
年代問わず親しまれているもので、ブームも来ているため検討してみてはいかがでしょうか。
土地の形状や収益をどのように取っていくのかで変わってくると思いますが、土地の活用方法は今後も色々出てくると思われるので、流行を先取りして運営してみても良いと思います。
車の駐車場を運営していてなかなか埋まらないとお悩みの方
バイク駐車場を探している方が年々増加傾向にあるため、一度バイクも駐車可能として募集する案もおすすめです。トラブル等でバイクの駐車を制限しているところが多いですが、区画が整理できる状況であれば、上手くスペースを活用していけると思います。
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