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注意すべきは置き場の寸法!バイク駐車場経営で失敗しない区割りって?

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投稿日:2024-03-25

 

バイク置き場の経営を初めて行う時、注意すべきポイントの1つに【駐車スペースの寸法】があります。
普段バイクに乗っていない方であればなかなかポイントを抑えるのは難しいでしょう。


経営を始めてから集客が埋まらなかったり、トラブルの原因になってしまったりということがないようにこの記事を読んでバイク置き場の寸法について理解しましょう。

 


目次


基本的なバイクの区分


『駐輪場』『駐車場』バイクはどちらにとめるのが正解?


バイク駐車場の区割りを決める際の注意点


【注意】時間貸しでの経営スタイルではバイク駐車は不可能


バイク駐車場集客は『バイク庫』におまかせ

 

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基本的なバイクの区分

 

 

バイクには排気量によって3区分に分けられており、その基準は道路交通法によって定められています。

・50cc以下原動機付き自転車
・50cc~400cc普通自動二輪車
・400cc以上大型自動二輪車



車体の長さには明確な区分分けというものはありませんがだいたい
・原動機付き自転車は長さ2~2.2m程度
・普通自動二輪車2.5m前後
・大型バイク2.6m程度
となっています。
幅は3種類とも大きくは変わらず1.0~1.3m程度です。



バイクの場合ボディよりもハンドルの方が出っ張っているのでそこも考慮して、駐車場の区画分けは行う必要があります。


駐車時に横に立ちながら出し入れを行うことを考慮すると余裕をもって【1台当たり幅1.5m×奥行き3m】くらいは用意しておくと良いでしょう。

 
 
 
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『駐輪場』『駐車場』バイクはどちらにとめるのが正解?

 

「駐輪場と駐車場ってあまり変わらないから自分のバイクは駐輪場にとめてもいいの?」と思ったことがある方もいるのではないでしょうか。


普段あまり意識していない方も多いと思いますが、実はバイクによってどちらに停めるべきなのかは駐車場法や自転車法によって定められています。

駐輪場:50cc以下の原動機付き自転車は駐車可能
駐車場:50cc以上の小型から大型のバイクが駐車可能



もし140㏄のバイクに乗ってショッピングモールなどに行きバイク駐車場がない場合
車用の駐車場にとめることは問題ありませんが、駐輪場にとめることは違反になってしまいます。


反対に50ccの原動機付き自転車に乗っていた場合は駐車場にとめることはできませんが、自転車があるような駐輪場にとめることは問題ありません。


知らない間に違反していたということがないように注意しましょう!

>>駐車と駐輪の違いについて

 

 

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バイク駐車場の区割りを決める際の注意点

 

バイク駐車場を経営する際に、区割りをどのように設定するかは非常に重要なポイントです。

区割りを決める際は、以下のような点に注意しながら決める必要がありますのでぜひチェックしておきましょう。

 


①取り回しのスペースを充分に確保しておく

バイクを駐車する際は、取り回しと呼ばれるエンジンがかかっていない状態でバイクを移動させる必要があります。これは、自動車にはないバイク特有の動作です。


駐車場からバイクを出すとなった場合も、この取り回しをしてから運転をはじめるため、その分のスペースが必要になります。特に大型のバイクは重くて全長もながいため、取り回しには通常よりも広いスペースが必要です。


取り回しを行う際はバランスを崩してふらついてしまうこともあるので、スペースが狭いと他のバイクに傷をつけてしまったり想定外の事故が起こってしまったりするなどトラブルが生じてしまう可能性が高まります。

 


また、取り回しのスペースが広くても、後ろ向きで出入り口まで移動しなければいけないようなつくりも可能な限り避けるようにしましょう。重たいバイクを手動で後ろ向きの状態によって移動させるのは危険が伴います。注意を怠れば他のバイクや通行人との接触してしまうというリスクが想定されます。そのため、前向きで移動できるようなつくりかつ横のバイクと接触しにくい寸法にすることが求められます。

 


② バイクが通れる通路を確保する

先ほどバイクの幅はだいたい1.0~1.3mといいましたがそれであれば、できるだけ多くの区画をとるためにピッタリの寸法にしておきたいという経営者の方もいると思います。

しかしその考え方はとても危険です。バイクだけを考えると通れはするのですが、人が横に立って押して歩くことを考えると2mは取っておいた方が安全です。



バイクは自動車と比べて車体が小さいのですが、エンジンがかかっていない状態のまま押して歩く必要があります。エンジンのかかっていないバイクは不安定かつとても重く移動させるのが困難だという点を理解しておきましょう。


自動車と同じ感覚で区割りを決めてしまうと、大きなトラブルを招く原因になってしまうためスペースの寸法には注意しましょう。

 

 

 

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【注意】時間貸しでの経営スタイルではバイク駐車は不可能

 

 

今までの話を踏まえると車用のコインパーキングなどをすでに経営している方は、駐車場として貸し出しているしスペースも十分にあるからバイク用としても打ち出せるのではないか?と考えた方もいらっしゃると思いますがそれは不可能です。

大手のコインパーキングサイトにも駐車不可能なことが明記されています。

 

なぜバイク駐車場として貸し出せないのかその理由は、そもそも現在主流なロック式の機械ではバイクは不正に入出庫できてしまうからです。車と車の間の死角にバイクを隠して駐車しているといったことをしている人もいるようです。


トラブルを避けるためにもそういったコインパーキングの場合は『バイクの駐車は不可』と明記しておくことをおすすめします。

 


ロック式ではなくチケットを入庫時に発券してその駐車時間で料金が変動するパーキングメーター式ではバイク駐車場としての経営も可能です。

 

 

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バイク駐車場集客は『バイク庫』におまかせ

 

 

今回はバイク駐車場を経営するにあたってのバイク置き場の寸法の注意点についてご紹介してきましたが、参考になりましたでしょうか?
バイク駐車場は需要の高いビジネスで将来性もあるため、遊休地をお持ちの方は経営を検討してみても良いでしょう。

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