春はバイク盗難が増える?今すぐ見直したい保管環境

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投稿日:2026-02-27

 

暖かな春の訪れとともに、バイクシーズンが本格化します。ツーリングやデイリーライドを楽しみにしているライダーの方も多いことでしょう。しかし、春はライダーにとって喜ばしい季節である一方、バイク盗難が急増する時期でもあることをご存じでしょうか。長い冬の間、車庫や駐車場に眠っていた愛車を守るために、今一度、保管環境と防犯対策を見直してみましょう。

 


目次


なぜ春にバイク盗難が増えるのか


盗難被害に遭いやすいバイクの特徴


今すぐ実践したい!効果的な防犯対策


盗難に遭ってしまったら


まとめ:春こそ防犯意識を高めるチャンス

 

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なぜ春にバイク盗難が増えるのか

 

春のバイク

 

警察庁や二輪車関連団体の統計データによれば、バイク盗難の発生件数は冬季に比べて春から夏にかけて大幅に増加する傾向が見られます。その背景には、いくつかの要因が複合的に絡み合っています。


まず第一に、バイクの「稼働率」の上昇が挙げられます。冬の間は保管していたバイクを春になって乗り始めるライダーが増えるため、駐車される機会も自然と多くなります。路上や駐車場に停まっているバイクの台数が増えれば、それだけ盗難のターゲットになるリスクも高まるのです。


第二に、窃盗グループの活動が活発化する点も見逃せません。バイクの流通・売買が活発になる春は、盗難されたバイクの転売や部品の売りさばきがしやすい時期でもあります。組織的な窃盗グループは、こうした市場の動向を把握したうえで計画的に活動を展開しているとされており、被害が集中しやすい構造になっています。


第三に、「防犯意識のゆるみ」があります。冬の間は乗らないからと丁寧に保管していたバイクも、シーズン開始とともに「ちょっとだけ」「近所だから」という気持ちで施錠が甘くなりがちです。短時間の駐車であっても、プロの窃盗犯はわずか数分で盗難を完遂することがあります。油断は禁物です。

 

 

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盗難被害に遭いやすいバイクの特徴

 

すべてのバイクが同じリスクにさらされているわけではありません。盗難被害に遭いやすいバイクにはいくつかの共通点があります。
人気の高い車種は特に狙われやすい傾向にあります。国内外での需要が高い大型スポーツバイクや人気スクーターは、盗難後の転売価値が高いため、窃盗グループにとって魅力的なターゲットとなっています。また、古い年式のバイクは最新のセキュリティシステムを搭載していないことが多く、比較的容易に盗難される場合があります。
保管場所も重要な要素です。人通りの少ない路地、照明が不十分な場所、防犯カメラのない駐輪場などは、犯人が作業しやすい環境であり、狙われやすい傾向があります。反対に、明るく開放的な場所や、防犯カメラが設置されている場所では犯行が抑止されやすいとされています。

 

 

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今すぐ実践したい!効果的な防犯対策

 

バイク盗難の被害を防ぐには、複数の防犯手段を組み合わせる「多重防犯」が有効です。一つの対策だけでは突破されてしまうことがありますが、複数の障壁を設けることで犯人の侵害を諦めさせる効果が期待できます。

 

①ロック類の徹底的な活用

ハンドルロックは基本中の基本ですが、それだけでは不十分です。ディスクロックやU字ロック、チェーンロックを組み合わせて使用しましょう。特にチェーンロックは、柱や固定物にバイクをつないで固定する「地球ロック」を行うことで、バイクを持ち上げて運び去ることを防ぐ効果があります。ロックの素材や太さも重要で、切断工具に強い硬化スチール製の製品を選ぶことをおすすめします。

 

②盗難防止アラームの導入

振動や傾きを感知して警報音を発するバイク専用のアラームシステムは、犯人に対する強力な抑止力になります。近年はGPS機能を搭載したモデルも普及しており、万が一盗難に遭った際にも位置情報をリアルタイムで追跡できます。スマートフォンと連携できる製品であれば、不審な動きがあった際に即座に通知を受け取ることも可能です。

 

③バイクカバーの使用

バイクカバーをかけることで、車種や状態を外から見えにくくする効果があります。犯人はターゲットを物色する際に車種を確認することが多いため、カバーによって「どのバイクかわからない」状態にするだけでも一定の抑止効果が期待できます。防犯性を高めるために、カバー自体をチェーンロックで固定するとさらに効果的です。

 

④保管場所の環境整備

防犯カメラ

可能であれば、ガレージやシャッター付きの車庫での保管が最も安全です。屋外での保管が避けられない場合は、照明の明るい場所や防犯カメラの視野内に保管することを意識しましょう。近隣の方との連携も大切で、普段から地域のコミュニティとつながることで、不審者や不審な動きを早期に発見できる環境が整います。

 

⑤防犯登録・任意保険の確認

バイクの防犯登録を行っておくことで、万が一盗難に遭った際に警察の捜査を助ける情報として活用されます。また、任意保険に「車両盗難補償」が含まれているかどうかを確認しておきましょう。シーズン開始前の春は、保険内容を見直すよい機会でもあります。補償内容が不十分であれば、特約の追加なども検討してみてください。

 

 

 

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盗難に遭ってしまったら

 

 

万全の対策を施していても、盗難被害を100%防ぐことは難しい現実があります。もし盗難に遭ってしまった場合は、速やかに以下の対応をとることが重要です。


まず、最寄りの警察署または交番に盗難届を提出してください。届出の際には、車体番号、ナンバープレート情報、バイクの写真などを用意しておくとスムーズです。次に、加入している任意保険の保険会社に連絡し、盗難補償の手続きを開始します。GPS追跡デバイスを設置している場合は、位置情報を確認しつつ、警察と情報を共有することで発見につながるケースもあります。


日頃からバイクの写真や車体番号のメモを保管しておくと、万が一の際に役立ちます。シーズン開始の春に、一度確認しておくとよいでしょう。

 

 

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まとめ:春こそ防犯意識を高めよう

 

春はバイクを楽しむ絶好の季節ですが、同時に盗難リスクが高まる時期でもあることを忘れてはなりません。「自分のバイクは大丈夫」という過信が、被害を招く最大の原因の一つです。


ロック類の整備、アラームシステムの導入、保管環境の見直し、保険内容の確認など、今すぐできることから取り組んでみてください。愛車を守るための投資は、盗難被害に遭った際の損失を考えれば、決して高いものではありません。
安心・安全なバイクライフを楽しむために、この春こそ防犯対策を徹底し、大切な愛車をしっかりと守りましょう。

 

 

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