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自宅にバイクガレージを設置したい!そんな時にまず読む基礎知識

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投稿日:2024-03-29

 

自宅にバイクを置いておきたいけどどんな方法があるんだろう?と気になっているバイク乗りのみなさんへ。
そんな方に向けて自宅ガレージの種類やメリット・デメリットについてご紹介していきます。


目次


自宅に置くガレージの種類

・バイクコンテナ、バイクガレージ(床付きタイプ)

・バイクコンテナ、バイクガレージ(土間タイプ)

・簡易型バイクガレージ


自宅にガレージを置くメリット・デメリット


バイクコンテナはレンタルする方法もある


まとめ

 

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自宅に置くガレージの種類

 

バイク ガレージ

 

 

自作ガレージを作るとなった場合どんなタイプがあるのかその種類についてご紹介します。

 

 


・バイクコンテナ、バイクガレージ(床付きタイプ)


 

床付きタイプというのはよく見かけるであろう一般的なバイクコンテナのことです。コンテナを敷地内に設置するだけで簡単に利用できるというメリットがあります。


DIYをやっている人であれば専門の業者に依頼しなくても自分で建てることもできるようです。
雨などが降った場合でも完全に濡れない空間を作ることができるため、部品や工具などを置いておきやすいです。
ただし、床付きであれば土間タイプと比べて入口に段差ができてしまうため入出庫のためのスロープは必須になります。

 

重量がかなりある場合は出し入れに苦労するというのはデメリットとしてあるようです。バイクによってはスロープの傾斜により底が当たってしまい傷つくといったことが起こってしまうこともあるようなので工夫が必要な場合もあります。

 

 

 


・バイクコンテナ、バイクガレージ(土間タイプ)


 

土間タイプというのは通常のバイクコンテナの床がついていないタイプのものです。先ほどの床付きタイプと比べ入口に段差ができないため、重いバイクでも出し入れがしやすいというメリットがあります。さらに、底がない分安く購入することができます。


しかし、地面がコンクリートで舗装された場所でないと雨が降ったときに水はけが悪くバイクも汚れてしまうため舗装されたスペースがない場合にはその費用も必要になってしまいます。またコンクリートで舗装された場所でも完全にフラットな場所だと雨が降ったときにコンテナ内が水浸しになってしまう可能性があります。
さらにコンテナと地面をつないでおくためのアンカー工事も必要になるため、費用面で言えば意外と床付きのコンテナと同じくらいになってしまうということもあります。

 

 

 


・簡易型バイクガレージ


 

今までのコンテナタイプとは異なりテントのようなものを設置してその中にバイクを保管するものです。「テント型」と「折りたたみ型」の2種類があります。サイズも様々で一般的なバイクであれば2台分保管することができるようなタイプもあります。

2人がかりで作業すると1時間もあれば設置することができます。費用も10万円以下で購入することができるお手軽さが人気です。


ただし上記のコンテナに比べると防犯性は低くなってしまいます。また駐車スペース内に棚などは設置しておくことが難しく、必要な備品などをすぐそばに置いておくことはできません。

 

 
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自宅にガレージを置くメリット・デメリット

 

メリット デメリット

 

 

<メリット>

 


・長期的に考えるとレンタルよりも安くなる


 

自分で組み立てることで物置の組み立て費用がかからなくなったり、材料費のみの値段でバイクガレージが手に入ったりなど方法次第では駐車場を借りたりするよりも安くなります。

 

 

 


・すぐそばに愛車がある安心感


 

昨今は盗難の被害も多いため自宅のガレージ内にバイクをおいておけるという安心感は大きいでしょう。

バイクガレージごと愛着が持てると、屋内をカスタマイズしたりより広い視点でバイクのある暮らしを楽しんだりすることができます。

 

 

 

<デメリット>

 


・組み立ては素人では難しい部分も多い


 

バイクガレージは大きな建築物になる場合が多く、費用を抑えたいからと言って素人が行うには組み立てや設置が難しいです。

目安として、YouTubeやブログなどで実際の作成記録を残している方もいるのでそれを参考にして難しいと感じた場合にはプロに依頼する方が無難でしょう。

 

 

 


・設置に失敗した時の修理や壊れてしまった場合の補修には費用がかかる


 

多くの場合、物置のDIYは製作者自身の責任の元行われます。つまり、物置の組み立てに失敗しても責任は自分になるので、修理・補修に費用が発生します。

折角DIYにチャレンジしたのに、失敗して補修費用がかかったら元も子もありませんので、必ず事前に「自分に組み立てできる範囲のものなのか」をしっかりと判断しましょう。

経年劣化などによって壊れてしまった場合にも新しく購入したり修理したりという費用が必要になるため1度購入した後にも費用は必ずかかってきます。

 

 

 


・固定資産税がかかる場合がある


 

自宅のガレージでも条件次第では固定資産税を支払う必要があります。

 


① 固定されたプレハブ小屋やコンテナハウス

 

土地に固定されて簡単には移動できない建築物に関しては「土地への定着性がある」とされ、課税されます。プレハブ小屋もコンテナハウスも壁などで覆われていることから外気分断性は有ると判断できます。また用途性に関しても使う目的がハッキリしています。
しかし、土地への定着性といったところでは地盤との固定がされていなければ満たしていると言えません。
もし、地盤との固定をした場合には土地への定着性の条件は満たされるため、固定資産税がかかることになってしまいます。

 


② 3面以上壁があるガレージ

 

コンクリート基礎と建築物がしっかり固定されており用途性もしっかりした上で、3方向が壁に覆われていて屋根があるガレージは、固定資産税の課税対象とされます。

 


③ ビルトインガレージ風のもの

 

住宅とガレージを繋げる場合、二つ分固定資産税がかかります。基本的に、住宅に繋がっている建築物は固定資産税がかかります。ビルトインガレージで言うと、住宅部分にしか固定資産税がかからないと思われている人も少なからずいると思いますが、ガレージ部分にも固定資産税がかかります。


よって、住宅とガレージを繋げる場合には、ガレージ部分が建物の床面積5分の1以下であれば、床面積として計算されない為、ガレージに対して固定資産税はかかりません。

税金対策をしたいのであればビルトインガレージは建物の床面積の5分の1以下にするとよいでしょう。

 

 

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バイクコンテナはレンタルする方法もある

 

 

バイクコンテナやバイクガレージは購入ではなくレンタルという方法もあります。


月額10,000円~20,000円ほどがかかりますが、スロープやコンテナ内の棚が完備されていたり敷地内のメンテナンスも行ってくれたりするため便利です。


契約から数日で利用できる場合もあるためすぐに使いたいという方にはおすすめです。
ただし、かなり需要が高く満室なことも多いため、気になった場所があれば早めに問い合わせしてみるとよいでしょう。
バイクコンテナを検索は『バイク庫』

 

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まとめ

 

 

自宅にバイクコンテナ・バイクガレージを設置する場合の種類や注意点についてご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。


デメリットもありますが、やはり自宅にバイクをおいておける安心感はとても大きいでしょう。
愛車と過ごしていくためにどの方法が良いかよく考えて、最善の方法を選ぶことができると良いですね。