目次 どんな時にバイクの買い替えを検討している？ バイク購入のタイミングでいい時期はあるのか バイクの購入後に必要な手続き ＜新規購入の場合＞ ・バイク購入時に自賠責保険の加入 ・駐車場を確保する ・ナンバープレート取得 ・安心して乗車してもらうための整備・納車 ＜買い替えの場合＞ ・自賠責保険の手続き ・任意保険の手続き

 

 

バイク乗りの方々はどんな時にバイクを購入しようと考えているのでしょうか。

新しく購入する方であれば、免許を取得したタイミングや交通手段や趣味として使いたくなったタイミングが多いでしょう。

 

買い替えの場合は以下のような場合があるようです。

 

 

 

家電製品であればお得に購入できる時期や新商品が発売される時期が決まっているという話を耳にしたりしますが、バイク購入においてはどうなのでしょうか？

 

 

＜2月～3月は買い替えにおすすめ＞

基本的にバイクの需要が高い時期は4月～10月といった、バイクを乗るのにちょうど良い季節になります。

そのため、バイクの買い替えは1月～3月の寒い時期に行うのがおすすめです。

ちなみに、中古バイク販売店はシーズン直前の2月～3月の間に在庫を多く確保することが多いため、豊富な在庫の中から自分の好きなバイクを選ぶことができます。

さらにまだオフシーズンであるため需要が少なく、相場よりも安い値段で買えたり値引き交渉ができたりと、お得にバイクを買い替えられる可能性もあるでしょう。

雪が降る地域ではこの時期にバイクに乗ることは難しいと思いますが、東京などの首都圏ではこの時期でもバイクに乗ることができるため希望の買い替え時期がきまっていない場合はオフシーズンがよいでしょう。

 

 

＜車検前に買い替えれば支出を抑えられる＞

排気量が250ccを超えるバイクは、初回登録時から3年、そして以後2年ごとの車検が必要です。ディーラーやバイク屋など業者に車検を依頼すると、費用は4万～6万円ほどかかります。

バイクを売るもしくは廃車にする場合、車検の後にしてしまうと多額の車検代を払うことになってしまうため注意しましょう。

そのため車検が必要なバイクからの買い替えを検討している場合は、無駄な出費を抑えられる車検前がおすすめです。

 

浮いたお金は、新しいバイクを買うための費用やバイク用備品の購入費用に充てられます。

 

＜早めに買い替えるのが良いときも＞

今のバイクをなるべく高く売りたいという場合には、すぐに買い替えた方がよいこともあります。

バイクの価値は1か月ごと、そして走行距離500キロメートルごとに下がっていきます。さらに傷をつけてしまったり部品がへこんでしまったりなどバイクの状態が悪化すれば、もちろん売却価格は下がっていきます。

その他にも自分が所有しているバイクの新型が発売されれば、旧型は価値が落ちてしまうという可能性もあるため、希望のバイクが決まっていれば早めに買い替えてしまうというのも良いでしょう。

 

 

3

 

 

バイクを購入したら必要な手続きについて新規購入した場合と買い替えの場合の2つに分けて解説していきます。

＜新規購入の場合＞

・駐車場の確保

バイク購入を決めたらまず行うのが駐車場の確保です。

都心ではバイク駐車場は需要が高く、満車の場合も多いので確保するのに時間がかかってしまうことも多いようです。駐車場が見つからず納車の時期をずらしてもらったということも。

特に賃貸マンションやアパートにお住まいの方で併設の駐車場があればそこを契約できるかまずは問い合わせしてみましょう。

 

ほかで借りるという場合には早めにポータルサイトなどを利用して問い合わせや見学の予約をしておくようにすると良いです。
バイク駐車場を検索におすすめのサイト：バイク庫

 

・保険加入手続き

万が一の事故に備えてバイクの自賠責保険に加入しておきましょう。

自賠責保険は原付から大型バイクまで、すべてのバイク購入時に、必ず加入しなければならない保険です。バイク事故は非常にリスクが高く、保険に加入していない場合、自損事故や加害事故が起こすと、相手の治療費や慰謝料を自分で払わなくてはいけません。

 

バイクの自賠責保険は、加入手続きに設定した金額を上限として負担してくれます。

また、自賠責保険は法律で定められている保険のため、保険料はどこの保険会社でも同じです。ただし、排気量や契約期間によって料金は変わります。契約期間は1年から5年で、期間が長いほど保険料が割引されていく仕組みです。

 

万が一の事故に備えて、自賠責保険の契約切れにならないよう注意しましょう。

 

 

・ナンバープレート取得

バイクの場合、陸運局が管理することになり、原付バイクは住民票登録した地域市役所で手続きを行います。

必要書類は市役所で受け取れるので、事前に書類を用意する必要はありません。販売店でバイクを購入するときは、販売証明書や譲渡証明書をもらうことができ、ネットや個人売買で購入する場合は、廃車証明書を受け取る必要があります。

以上の証明書類がなければ、ナンバープレートの取得はできません。

また、地域によって必要書類が微妙に異なる場合があります。不安な方は市役所に問い合わせたり、ホームページで事前に確認したりしておきましょう。

 

 

・安心して乗車してもらうための整備・納車

すべての手続きが完了したら、納車前に整備を行うことがあります。

お店側が事前に整備を行っている場合は、早く納車される可能性が高いですが、一般的に注文を受けてから整備を行う店舗がほとんどです。

操作性や足回りの確認、オイル漏れがないかなど、あらゆるポイントを細かくチェックします。試乗も何度か行い、メンテナンスが完了したら、いよいよ納車です。

 

 

＜買い替えの場合＞

・自賠責保険の手続き

バイクを買い替える場合、自賠責保険の名義変更手続きが必要です。

トラブルを避けるため、手続きに慣れているバイクショップなどで行う方が良いです。必要な書類は排気量や保険会社によって異なるので、あらかじめ確認して手続きしましょう。
買い替えるバイクの排気量区分が今所有しているバイクと同じ場合は、自賠責保険の契約更新が可能です。

 

ただし、その際は元のバイクの廃車手続きも併せて行わなければなりません。

 

 

・任意保険の手続き

バイクを買い替える際の任意保険の手続きは、新しいバイクの情報に登録し直す「車両入替」が一般的です。

車両入替の場合、新たな加入の必要がなく、等級も引き継げます。このタイミングで保険内容の見直しを行うのもよいでしょう。
なお、車両入替手続きは、納車までに済ませておく必要がありますので注意しましょう。

 

ただし、原付バイクから125cc超のバイクに乗り替えるときなど、新規で加入し直さなければいけない場合もあります。

 

 

ここまで、バイク購入におすすめな時期や購入の際に必要な手続きについて紹介してきました。

 

しっかりと必要な準備を行ったうえで、失敗のないバイク購入、買い替えができるようにしましょう！