バイク寿命が縮む!?大切に保管して夏からバイクを守ろう
投稿日:2024-03-27
ツーリング日和も増える夏ですが、保管方法によってバイクの寿命を縮めてしまう恐れがあります。夏は気温も湿度も高く、変わりやすい天候にも左右されます。
自分自身の暑さ対策もしつつ、バイクを守りながら夏を乗り越えましょう。
今回は、夏のバイク保管に関してまとめていきます
目次夏に潜むバイクへの危険バイクの夏対策夏の暑さで長期保管をすることも視野に夏にバイク盗難が増える!?まとめ安全に収納できるバイクコンテナを探すなら「バイク庫」 |
夏に潜むバイクへの危険
夏は気温が高く、紫外線が強く、雨の日も多い季節です。バイクに乗って色々な場所に出かける機会も増えると思います。
雨の日にバイクに乗らなくてはいけない日も出てくると思いますが、人が熱中症になりやすいように、バイクも高温に長時間さらされるとオーバーヒートや故障の原因になることがあります。
水冷エンジンが主流となった今ですが、空冷エンジンのバイクに乗っている方は気温や周りの環境の変化に弱いので十分な注意が必要です。
その他にも夏には様々な自然変化が起こり、管理が大変になります。
夏の危険をいくつかピックアップしてご紹介していきます。
<紫外線>
初夏と呼ばれる5月から徐々に紫外線が強くなり始め、6月~8月の夏本番期間がピークとなっています。バイクは紫外線を浴び続けていると劣化が進んでしまいます。
塗装が色褪せてしまったり、パーツが脆くなってしまったりします。
タイヤのようなゴム製品は紫外線で劣化が進むと簡単に粉々に壊れてしまいます。
<湿気>
夏は雨の季節でもあります。梅雨や台風などがあり、高温の中大雨が続いて湿気が大量に発生してしまいます。
バイクは湿気を受けると、主に錆が出始めます。パーツやタンクなどに錆ができると、上手く機能しなくなったり、エンジンに支障が出てきたりします。
<高温>
先ほど触れた通り、バイクを長時間高温の場所に置いておくと故障に繋がる恐れがあります。
特に空冷エンジンはエンジン部分などの一部のみ冷える形になっており、高温によりバイクが熱くなってしまったらバイクに冷風を当てて全体を冷やします。水をかける方法もありますが、一部分が急激に冷える恐れがあり最悪の場合エンジン部分が壊れます。
現在のバイクは排ガス規定によって水冷エンジン(バイク全体を特殊な水が冷やす)が主流となっています。高温に注意が必要なことに変わりは無いですが、水冷エンジンは空冷エンジンよりも安全だと言えます。
バイクの夏対策
ここからはバイク使用や保管における対策をまとめていきます。
<バイクカバーをかける>
バイクカバーは夏の強い紫外線や雨から守ってくれる手軽なアイテムです。使用方法や材質によっては、バイクを傷つけてしまう恐れもありますが、紫外線や雨を直接浴びる心配は無くなります。
バイクカバーを暗い色にすると日光を吸収しやすくなってしまうため、可能な限り明るめな色にしましょう。シルバー系が多くあるので、そちらがおすすめです。
屋根がある場所で保管が難しい方はチェックしてみてください。
※バイクカバーに関してはこちらのコラムで詳しく解説しています。「バイクカバーとは?」
<バイクコンテナに預ける>
紫外線や雨から守るもう1つの対策としてバイクコンテナがあります。ボックスにバイク本体をそのまま収納できるので、バイクカバーを取り付けることが手間だと感じる方や防犯性を高めたい方、バイク用品も一緒に収納したい方はバイクコンテナがおすすめです。
注意点として、”高温になりやすい(コンテナの性質上熱が逃げにくい)”、”湿気が溜まりやすい”の2点があります。対策として晴れている日にドアなどを全開にして換気をすることと、湿気対策としてバイクの下にすのこを置くことなどを行うと良いでしょう。
高温に関しては、空調が付いているバイクコンテナもあるので、あまり価格にこだわらない方は検討してみてはいかがでしょうか。
夏の暑さで長期保管をすることも視野に
地球温暖化の影響で毎年猛暑の記録が更新されています。外に出てツーリングしたい気持ちもありますが、日差しの強さと人の多さで長期保管を考えている方もいるのではないでしょうか。
バイクを長期保管する場合、通常の保管方法ではバイクに支障が出てしまう恐れがあります。
長期保管の大事なポイントをいくつかご紹介します。
<バッテリーを取り外す>
エンジンをかけていない状態であっても、バッテリーを付けている場合は微量の電流が流れ続けています。放電してバッテリーが上がってしまうので、端子をきちんと外しておきましょう。
取り外して満タンにしておくのもおすすめです。
<ガソリンを満タンにする>
ガソリンが少ない場合、気温の低下によってタンク内で結露が発生し錆の原因になります。
ガソリンの1年以上の長期放置はキャブレターが詰まってしまう恐れがあるのでおすすめできませんが、約半年であれば錆も防ぎながら問題なく保管することができます。
<コーティングをする>
バイクの本体や各パーツ類は、素材によって簡単に錆が発生してしまいます。
そのまま放置するのではなく、一度本体をコーティングをして錆の発生を防止しましょう。
<タイヤの空気を入れてスタンドで浮かせる>
タイヤの空気はバイクに乗らなくても徐々に抜けていっています。
通常の量よりも多めにエア補充して少し浮かせた状態で保管することで、変形やひび割れを防ぎ安心して保管することができます。
夏にバイク盗難が増える!?
夏休みに入り人の動きが活発になる中で、長期休暇で家を空ける期間が長くバイク盗難が起こりやすいと言われています。夏の環境からバイクを守りながら盗難対策も忘れずに行いましょう。
まとめ
夏のバイク保管から盗難に関することを解説してきました。
私たちも高温や紫外線で身体に悪影響が出る中で、バイクも環境に左右されています。
通常の短期保管と長期保管で大事なポイントが変わってくるのでチェックして最良な方法で保管しましょう。
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