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狭小地を活かしたバイク駐車場活用事例+収益モデル

投稿日:2025-10-17

都市部や住宅密集地には、四輪駐車場には向かない「狭い土地」や「変形地」が数多く眠っています。しかし、バイクならその制限を逆手にとって収益化することも可能です。この記事では、個人オーナーが実際に取り組んだ “狭小地転用” の事例を3つ紹介し、利回りシミュレーションも交えて解説します。

 

 

事例 1:大阪市・今福南 ~2坪の土地をバイク駐車場に

 

大阪市のある個人オーナーが所有していた約2坪(6〜7㎡)の土地。四輪用には狭すぎて活用できない場所でしたが、バイク専用駐車場として転用しました。

料金・収益モデル:1台あたり月額4,000円で2台貸出 → 月8,000円。初期投資20万円想定で回収25か月程度。

 

 

事例 2:変形三角地をバイク専用区画に

 

あるビル建設時に残された三角形の変形地。形が特殊なため、これまで使われず放置されていましたが、バイク駐車場として活用し、収益化に成功しました。

料金・収益モデル:1台5,000円で2台貸出 → 月1万円。初期投資15万円想定で回収15か月程度。

 

 

事例 3:マンション隣接スペースを月極区画に転用

 

ある中規模マンションのオーナーが、建物横や裏手に少しだけ残った空間をバイク駐車場に活用しました。月極契約で入居者や近隣住民向けに提供し、安定収益を確保しています。

料金事例:屋内バイク駐車場で月額6,000円。4台貸出で月24,000円、初期費用30万円想定で回収約12か月。

 

 

利回りシミュレーション例

ケース 初期投資額 月収入(満車想定) 投資回収期間
事例1 20万円 8,000円

約25カ月

事例2

15万円 1万円

約15カ月

事例3 30万円 2万4,000円

約12~13ヶ月

 

まとめ

 

狭小地や変形地、マンション横のちょっとした余白でも、バイク駐車場に転用すれば低リスクで収益を生む資産になります。特に都市部ではバイク需要が根強く、月極契約で安定した副収入を得られる可能性が高いです。土地を眠らせるのではなく、ライダー需要を取り込んで資産を活かす活用法としておすすめできます。